インターネットリサーチやリアルショップサポートを手掛ける株式会社NEXERと、ポスティング事業を展開する株式会社アドワールドは、新聞折り込みチラシなどに付属するクーポンの利用実態に関するアンケートを実施し、結果を公開しました。全国の男女1020名を対象に行われたこの調査は、消費者の購買行動におけるクーポンの影響を明らかにするものです。
調査結果によると、62.9%の人がチラシについているクーポンを確認した経験があり、そのうち69.9%とおよそ7割が実際に利用したことがあると回答しました。利用者の多くは「お得だから」「普段より安くなるから」といった理由でクーポンを使用しており、特に「普段行かない店だけど、クーポンを使わないともったいない」と感じる人もいました。


利用されたクーポンの種類は、ピザやスーパーの値引き、飲食店のデリバリーなど多岐にわたり、クーポンを利用した店舗の約3割が、利用者にとって新規の店舗であることが判明しました。


クーポンを利用した結果については「とても満足」と「満足」を合わせると98.2%に達し、ほぼ全員が満足したことが明らかになりました。

一方で、クーポンを使わなかった理由としては、「お店に行く機会がない」「タイミングが合わない」といった声が挙がっています。クーポン利用を促す可能性がある要素を聞くと、「利用条件が簡単」「半額以下のお試し価格」「オンラインでも使える」などの回答が出ていました。特に、クーポンを使用するための下限価格といった面で大きな制約がないことや、無料・半額などの意見が多かったとのことです。NEXERは、クーポンを配布する場合、“使いやすさ”が店舗に出向くきっかけになると分析しています。
調査結果から、チラシに付属するクーポンは消費者の購買行動に影響を与えることが明らかになりました。クーポンは、これまで利用したことがなかった店舗やサービスを試すきっかけを提供し、リピーター獲得の機会をつくるマーケティングツールとしての有効性が示されています。事業者は、クーポンを通じて新規顧客を獲得した上で、満足度の高い商品やサービスを提供することにより、長期的な顧客関係を築く可能性を高められるでしょう。