SoVeC株式会社は、株式会社三越伊勢丹、株式会社スタジオアルタ、株式会社フロンテッジと協業し、XRを活用した広告事業であるGINZA XR Mediaから「Virtual GINZA mitsukoshi」をリリースすることを発表しました。
銀座4丁目は世界的にも有数の立地であり、その中心部である三越銀座店の銀座4丁目交差点側に位置する「銀座シャンデリア」は、2020年に誕生したシンボルです。今回、SoVeCが提供するXR技術を活用して、「銀座シャンデリア」を新たなデジタルOOHとしてメディア化しました。
「銀座シャンデリア」のARコンテンツ上における新たな広告枠を販売することで、消費者と企業のコミュニケーションに「感動体験」を付加し、クライアント企業の価値向上を実現します。
本取り組みにより誕生するのは、視聴者を楽しませる新しい広告メディアです。来街者はマートフォンにSoVeCが提供する次世代ARアプリ「XR CHANNEL」をダウンロードし、銀座シャンデリアにカメラを向けることで、ARコンテンツによるクライアント企業の広告を視聴できます。
複数の広告形態を用意しており、ARコンテンツ内に出現するさまざまなビジョンを使って、多様な表現が可能です。三越銀座店の銀座シャンデリア周辺の広告面には、静止画や動画を組み込むことができます。
ビックスクリーンの広告面も、静止画や動画の組み込みを行うことができます。
コンテンツ上の電光掲示板にはテキスト広告を組み込むことができ、ARコンテンツ内を走る電車「GINZA TRAIN」はラッピング広告に対応可能です。
「XR CHANNEL」事業における各社の役割
スタジオアルタは、三越伊勢丹グループの保有するメディアを活かした広告営業を行うインハウスエージェンシーとして、銀座シャンデリアにおいて、XRを活用した広告事業をプロデュースしました。三越銀座店はXRでの広告事業を活かしたエンタテインメントスポットを展開するほか、自社の店舗・企業キャンペーンの新規拠点としても活用していく予定です。
SoVeCは、ソニーグループで先端技術を活用したデジタルコミュニケーション領域におけるソリューションを提供。その一環で「XR CHANNEL」のコンテンツを開発しました。フロンテッジは、ソニーグループの広告会社として、今回のXRを活用した広告事業のように、ネットワークやアセットを活用したメディアをプロデュースします。
各社はそれぞれの専門性を活かし、本取り組みを推進していきます。三越伊勢丹グループは、高感度上質な価値と最高の顧客体験の提供、および人と企業のコミュニケーション促進を目指しており、新たな広告メディアはその一環として展開されます。
