楽天グループ株式会社と株式会社電通は、2021年に創設された「デジタルの日」である「10月7日」に合わせて、新たなデジタル商店街「おうちで商店街 Powered by Rakuten」を開設しました。特設ページは、2024年10月7日から11月15日まで公開されます。
「おうちで商店街」は、オンラインショッピングに没入感のある体験を提供し、地域経済の活性化を目的とするものです。本プラットフォームには、楽天市場に出店している全国30店舗が参加。ユーザーは画面をスクロールすると、実際に商店街を歩いているような感覚で各店舗の情報を閲覧できます。
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今回の取り組みの特徴は、単なる商品販売にとどまらず、各店舗の個性や魅力を発信することで、出店店舗の発展ひいては地域課題の解決に貢献しようとしている点です。デジタル商店街では、店長や店員による商品紹介、おすすめ商品の詳細など、従来のECサイトでは得られなかった臨場感あふれる情報が提供されます。ユーザーは本サイトを通じて楽天市場の商品ページに移動し、商品を購入することが可能です。
楽天は「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」という企業理念のもと、今回のプロジェクトを通じて地域経済の活性化を図ります。一方、電通は広告コミュニケーションの枠を超え、顧客体験の向上を様々なソリューションやクリエイティブを通じて支援し、企業のマーケティング変革に伴走していく意向です。
楽天と電通は、今回のデジタル商店街を通じて、オンラインショッピングの新たな可能性を探るとともに、デジタル技術を活用した地域発展と新しい顧客体験の提供に取り組みます。没入型のショッピング体験は、オンラインとオフラインの垣根を越えた新たな購買行動を促す可能性があり、出店する各地域の店舗にとっては全国規模での認知度向上と販路拡大のチャンスとなることでしょう。