7割以上の従業員が「今後も座って働きたい」…マイナビ、座って働けるイスの試験導入店舗で効果を調査

・7割以上が「座って働きたい」
・身体的・心理的負担の軽減
・新たな課題も浮上

企業 経営戦略
7割以上の従業員が「今後も座って働きたい」…マイナビ、座って働けるイスの試験導入店舗で効果を調査
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株式会社マイナビが運営するアルバイト情報サイト『マイナビバイト』は、座って働けるイスの試験導入を行った店舗の従業員を対象としたアンケート調査および職場と労働環境に関する意見調査の結果を公開しました。

『マイナビバイト』は、アルバイト中の“立ちっぱなし”問題を解決するための「座ってイイッスPROJECT」を2024年3月に開始し、スタッフ専用イス「マイナビバイトチェア」の試験導入を4月末まで実施しました。5月から本格導入を開始し、7月23日までに40社に専用イスが発送されています。今回発表されたデータは、試験導入店舗で働く従業員85名を対象として、5月に行ったアンケートの結果です。

アンケートによると、7割以上の従業員が「今後も座って働きたい」と回答しました。効果としては、「足や腰の負担が減った」「気分的にも楽になる」など、身体的・心理的負担の軽減が挙げられています。また、「落ち着いてお客様を見ることができた」といった接客サービスの向上や、「従業員に対して気遣える会社と思えた」といった企業イメージの向上につながったとの声も寄せられています。

一方で、「お客様の視線が気になる」「忙しい時は邪魔になる時がある」といった課題も浮上しました。一部店舗に導入した株式会社ダイエーの担当者は、「脚の疲労感が減った」「座ることに慣れるまでに時間が必要」との感想を述べ、継続的な取り組みが必要との認識を示しています。

また、プロジェクト特設サイトでは一般の方327名を対象に、職場と労働環境に関するアンケートを実施。自身が座って働くことについて聞くと、9割以上が「座って働きたい」と回答していました。

従業員が椅子に座って働くことに対しては、「いいと思う」が9割以上となり、「座って接客されることに抵抗はない」「気持ちの余裕が出て素敵な接客をしてもらえたら嬉しい」といった意見が寄せられました。高齢者や立ったまま働くことが困難な人にとって、職種選択の幅が広がるという指摘もあります。一方で「足を組む人がでてくるのでは」といった懸念や、「座り姿勢や接客態度が重要になってくるので研修・教育はしっかりすべき」との意見も出ていました。

本プロジェクト発足後、250社以上の問い合わせがあり、試験導入企業を含む約100社が導入を予定しています。今後は小売店のレジに加えて、製造業や飲食店など他の業種・職種でも導入が進む見込みです。また、特設サイトでは、座ること以外にも働き方に関する意見を募集しています。

今回の結果から、専用イスの導入は、働き手にとって快適なアルバイト環境となり、雇用主にとっては人材確保や定着のきっかけになる可能性があることが示されました。『マイナビバイト』は、「座って働ける求人」のページを開設し、今後も働きやすい環境づくりを目指すとしています。引き続き、働き手と雇用主双方にとってより良い環境を整備していく方針で、「座ってイイッスPROJECT」を多くの企業と連携しながら推進していく予定です。

《Commerce Innovation編集部》