ACROVE、総額11.4億円の資金調達を実施 ECプラットフォーム事業とM&A事業の拡大へ

ECプラットフォーム事業とM&Aを通じたブランド育成を展開する株式会社ACROVEは、第三者割当増資と金融機関からの融資により、シリーズBラウンドとして総額11.4億円の資金調達を実施しました。

企業 資金調達/M&A/提携
ACROVE、総額11.4億円の資金調達を実施 ECプラットフォーム事業とM&A事業の拡大へ
  • ACROVE、総額11.4億円の資金調達を実施 ECプラットフォーム事業とM&A事業の拡大へ
  • ACROVE、総額11.4億円の資金調達を実施 ECプラットフォーム事業とM&A事業の拡大へ
  • ACROVE、総額11.4億円の資金調達を実施 ECプラットフォーム事業とM&A事業の拡大へ
  • ACROVE、総額11.4億円の資金調達を実施 ECプラットフォーム事業とM&A事業の拡大へ

ECプラットフォーム事業とM&Aを通じたブランド育成を展開する株式会社ACROVEは、第三者割当増資と金融機関からの融資により、シリーズBラウンドとして総額11.4億円の資金調達を実施しました。累計調達額は、約18.4億円となります。

今回の引受先として、既存投資家の日本郵政キャピタルが、シリーズAラウンドに続いて参加。新たに静岡キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、広島ベンチャーキャピタル、りそなキャピタルなどが参加しました。また、静岡銀行、あおぞら企業投資、東日本銀行、大和ブルーフィナンシャルなど金融系グループ企業も多数参加しています。さらに、EC領域でのシナジー最大化を目的として、大日本印刷やベクトルなどからも資金調達を実施しました。

ACROVEは、2020年に開始したECプラットフォーム事業を拡大するため、2023年6月に中部支店、9月には東北支店を開設しました。現在では全国160社の事業者を支援しており、後継者不在や人手不足により事業継続に課題を抱える事業者に対しては事業承継型M&Aを実施し、約1年で7件のM&Aを実現しています。

今回調達した資金は、全国の事業者へ売上最大化を図る支援サービスの向上と拡充、事業者の課題解決の一つとしての事業承継型M&Aに注力するために活用する予定です。また、事業領域の拡大に向けてアライアンスも強化し、地方活性化の一助となるよう貢献していきます。

具体的には、ECロールアップにかかるM&Aおよび体制拡充、自社のECデータ分析プラットフォーム「ACROVE FORCE」の機能拡充、事業拡大に向けた人員採用などに使用します。

ACROVEは、素敵な事業・モノ・想いを持つ事業者のパートナーとして、一人でも多くの人に紡ぐことで「良いCommerceが、届く世界へ。」の実現に向けて努めていくとしています。

《Commerce Innovation編集部》