バリューコマース、リテールメディア事業に新規参入 「Retail Linker」サービス開始

バリューコマース株式会社は、2023年12月14日より、小売り・EC事業者とメーカー・ブランドをつなぐリテールメディアネットワークサービス『Retail Linker(リテール・リンカー)』の提供を開始しました。

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バリューコマース株式会社は、2023年12月14日より、小売り・EC事業者とメーカー・ブランドをつなぐリテールメディアネットワークサービス「Retail Linker(リテール・リンカー)」の提供を開始しました。

リテールメディアは、小売り事業者が保有する購買データを活用した新潮流の広告市場で、国内外で急成長しています。新サービス「Retail Linker」は、ブランドやメーカーが広告主となり、小売り事業者が運営するメディアの広告掲載枠に、リテールメディアネットワークを用いて広告配信を行うものです。

本サービスの広告メニューは、「ディスプレイ広告」、「PR広告」、「検索連動広告」の3種類。「ディスプレイ広告」はECサイトのトップページやカテゴリーページなどにバナー形式で表示し、「PR広告」は訴求したい商品に広告枠を設置し配信します。「検索連動広告」は小売りのECサイト内で検索した際、結果を表示するページの上部にキーワードに連動した広告を表示します。 検索結果として表示される商品と見た目が近く、コンバージョンにつながりやすいメニューです。

「Retail Linker」の強みは、広告主が複数のECサイトに対して、横断または選択して広告を配信できる点です。広告配信の設定、配信、配信後の効果分析などは管理画面から操作しますが、広告運用の経験や専門知識がなくても、容易に操作できます。

小売り・EC事業者は、ECサイトにブランド・メーカーの広告を配信することにより、広告収益を得ることが可能です。また、広告配信は「Retail Linker」の配信用タグを埋め込むだけで可能なため、特別な開発費用は必要ありません。

バリューコマースは、「Retail Linker」を通じてリテールメディアを利用する消費者や広告を掲載する小売り事業者、広告主となるブランド・メーカーそれぞれの接点を多く作り、より豊かな社会を目指すとしています。

《Commerce Innovation編集部》