セイノーホールディングス株式会社と株式会社ウフルは、地域のラストワンマイル課題の解決に向けて業務提携を締結しました。
セイノーHDは、物流を中心軸として、金融・人材・調達など物流周辺領域までワンストップで価値を提供している企業です。ラストワンマイル配送領域として、食料品・日用品の宅配網の構築を通じた買い物弱者対策、共同配送や無人化物流による過疎地の物流・交通対策など、社会課題解決を推進しています。
ウフルは、「テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る」を理念として、企業や社会のDXとデータ活用を支援・推進しています。DX支援で培った経験をもとに、全国の自治体でデジタル田園都市国家構想の実現に取り組み、スマートシティ化の全体設計やサービスアプリケーション、データ・サービス連携基盤を提供してきました。
少子高齢化と過疎化が進む地域が抱える課題のひとつは、交通手段や若年・中年層などの不足により、地域住民の買い物へのアクセスや日用品の入手が制限されることです。
そこで、両社は流通とデジタルの強みを活かし合い、地域物流のラストワンマイル領域の効率化・利便性の向上を目指すことを決定しました。今後は、デジタル技術を活用した持続可能な物流ネットワークにより、全国の様々な地域でも都市部と同等の便利な生活を提供できるように、地域住民のウェルビーイングの実現に向けて挑戦していきます。
