株式会社NEXERが運営する「日本トレンドリサーチ」とShopifyの情報サイト「shopinavi（ショピナビ）」が共同でアンケート調査を行った結果、ネットショップのポイント制度と商品レビューが消費者の購入行動に影響を与えていることが明らかになりました。
全国の男女1000名を対象に行われたこの調査では、ポイント制度を提供するネットショップを利用した経験について、78.4％の方が「ある」と回答しました。
85.7％と9割近くの方が、ポイント制度の利用によりショッピング体験が向上すると感じています。楽しいショッピングのためにポイント制度に求めることを自由に記載してもらうと、「ポイントの倍率アップ」や「還元率が高まる制度」、「キャンペーンやクーポンの多さ」などが挙げられていました。
続けて、商品レビューについて調査しました。78.2％と8割近くの方が、ネットショップを利用する際に商品レビューを参考にしたことがあると答えています。
また、82.4％の方は、レビューを読むことが購入決定に影響を与えると回答しています。
レビュー投稿時には、写真やビデオのアップロード機能があると便利だと感じる人が53.2％に上りました。
さらに、ネットショップでレビューを書いた経験があるという人は69.4％にものぼっています。
その中で69.1％の方が「商品に対する自分の正直な感想」を最も重視していることがわかりました。
調査結果は、多くのネットショップ利用者にとって、ポイント制度や商品レビューが購入行動に影響を与える存在であることを示しています。ネットショッピングの満足度を高め、実際の商品を手にしない状況でも特徴を理解して選択できるようにするために、これらの要素が重要な役割を果たしていると言えるでしょう。本調査の結果は、「日本トレンドリサーチ」のWebサイトで公開されています。ポイント制度や商品レビューの活用方法を見直す機会にしてみてはいかがでしょうか。
