日本M&Aセンターは、M&AによるEC業界の成長戦略を支援するため、新たに「EC業界専門グループ」を設立しました。
経済産業省の「令和4年度 電子商取引に関する市場調査」によれば、2022年の国内のBtoC-EC市場規模は前年比9.91%増と、成長を続けています。ECモールは、地方の特産物や魅力ある商品の拡販に大きな役割を果たしますが、現状としては小規模EC事業者が数多く存在するため、M&Aを利用したレバレッジ成長による事業拡大が不可欠です。
日本M&Aセンターは、2022年7月にMOON-X株式会社と業務提携を締結していました。MOON-Xは、自社ブランドの立ち上げ・育成、他社ブランドの成長支援・DX支援、共創型M&Aにより加わったブランドの成長といった事業を展開し、EC・デジタルやブランディング領域におけるノウハウを持つ企業です。日本M&Aセンターは、MOON-Xとの協業およびEC業界専門グループの支援によりM＆Aを活性化させ、EC事業者の成長を促進することとしました。EC事業者の支援を通じて、経済の成長や地方創生に寄与していきます。
今回設立したEC業界専門グループは、EC事業を営む企業のM&A実務経験を豊富に持ち、EC事業とM&Aの両面に知見がある5名から構成されています。グループリーダーである田中 将司氏によると、業界特有の論点に対応できるメンバーとのことです。資金調達から人材採用、短期的に売れる商品群だけでないブランド形成、組織構築、海外・オフラインへの展開、管理本部機能の強化といった課題を解決しながら、企業の成長を支援していきます。
日本M&Aセンターは、「M&A業務を通じて企業の存続と発展に貢献する」ことを企業理念とし、創業以来累計8,000件以上のM&Aを支援してきました。今回の新たな取り組みにより、EC業界の発展に貢献していくことでしょう。なお、問い合わせ先は、株式会社日本M&Aセンターの広報担当 pr@nihon-ma.co.jp または相談ダイヤル 0120-03-4150 です。
