AIコマースアシスタント「Sync8」、New Commerce Venturesなどから資金調達を実施

・Sync8がシードラウンド1stクローズ
・AIによるEC運営自動化を支援
・事業拡大とグローバル展開を目指す

企業 資金調達/M&A/提携
AIコマースアシスタント「Sync8」、New Commerce Venturesなどから資金調達を実施
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株式会社Sync8は、小売・流通のデジタル化を推進するスタートアップを対象に支援を行う「New Commerce Ventures」が運営するVCファンド「New Commerce Explosion 投資事業有限責任組合」および個人投資家からの第三者割当増資により、シードラウンドの1stクローズを完了したことを発表しました。

Sync8は、AIを活用したEコマース運営の自動化・効率化を支援するサービスを開発するスタートアップ企業です。少子高齢化に伴う労働力不足が深刻化する中、Eコマース運営に必要な作業の自動化により、人的リソースやコストの問題を解決することを目指しています。

AIコマースアシスタント「Sync8」は、独自のAIアルゴリズムを用いて、商品管理から顧客対応までの業務を自動化し、直感的なダッシュボード上で提供。在庫や販売状況を可視化し、データによる意思決定を支援します。トロントのスタートアップ企業やIITHとの連携により、直感的な操作だけでデータ分析に基づくアクションを実行できる機能も開発中です。

今回調達した資金により、AI技術の高度化と自動化機能の拡充、他社サービスとの連携強化、研究機関・技術パートナーとの協業、グローバル展開の推進を図る予定です。将来的には、地域経済の活性化や雇用創出などの課題にも貢献することを目指しています。

出資を行ったNew Commerce Ventures代表取締役の大久保洸平氏は、Sync8のチームがこれまでのEC領域での経験を活かし、次世代型のEC運営を切り拓くことに期待を示しています。また、Sync8代表取締役の吉田透氏は、資金調達により新たな仲間を迎え、多様な背景を持つメンバーと共に、より良いサービスを生み出し、一人でも多くの方の可能性が開花する世界の実現に向けて取り組む決意を表明しました。

Sync8は、「誰もが簡単に、高いパフォーマンスでECを運営できる世界の実現」をビジョンに掲げ、「Sync8」の開発を進めています。EC市場が拡大を続ける中で需要が見込まれるサービスであり、今後の事業展開に注目が集まっています。

《Commerce Innovation編集部》