Amazonは、日本初のAmazonの仕分け拠点「ソートセンター」を東京都品川区に開設したことを発表しました。新拠点「ソートセンター」は、商品の保管やピッキング、梱包を行うフルフィルメントセンターと、配送を担うデリバリーステーションを繋ぐ、Amazonの配送網の中間に位置します。約1,000人の雇用機会を創出する予定で、仕分け作業や拠点の安全、品質・生産管理者など多様な職種が含まれます。
新設された「ソートセンター」には先端物流設備を導入しており、大規模な仕分け能力を有しています。様々な形状の梱包された商品の仕分けに対応したオートソーターを導入し、自動化への投資により仕分けプロセスの効率化を実現しています。床面積は約28,000㎡（テニスコート100面相当以上の広さ）を誇り、関東・北信越地方、北海道・沖縄に向けた幹線輸送の拠点として、1日に最大約75万個の商品を仕分けることが可能です。
本センターは東京国際空港（羽田空港）から約3.5km、東京港「東京国際コンテナターミナル」から約1.5kmに位置している上に、東京貨物ターミナル駅、および首都高速のインターチェンジにも隣接し、陸上、海上、航空のアクセスに優れています。
「ソートセンター」の役割は、フルフィルメントセンターから配送方面が混載状態で出荷された商品を配送方面ごとに仕分け、デリバリーステーションへと発送することです。このプロセスにより、トラックなどの積載効率が向上し、より多くの商品を効率的に配送することが可能となります。また、積載率を高めることで配送拠点へ向かうトラックの台数も削減され、総輸送距離の短縮にも寄与します。
