株式会社True Dataは、同社が運営する購買データ閲覧サイト「ウレコン」の登録者数が2024年4月に3万人を突破したことを発表しました。「ウレコン」は、全国のドラッグストアや食品スーパーマーケットの購買情報を統計化したID-POSデータを基に、日用品や食品約500カテゴリの直近3か月分のデータを無料で提供するサービスです。利用者は、売れ筋商品ランキングの地域別表示や個別商品の購入者属性・リピーター割合データなどを通じて、市場のトレンドを掴むことができます。
小売業や消費財メーカーなどの企業は本サービスをマーケティングに活用する一方で、教育機関では授業の教材としても利用されており、データ活用人材育成にも寄与しています。DXの推進とビッグデータ活用のニーズ拡大に伴い、「ウレコン」の年間登録者数は2023年に過去最多を更新しました。
「ウレコン」では、各カテゴリ上位100商品について売上個数ランキングやリピーターの割合、購入者の男女比・年齢層、購入時間・曜日、平均価格、市場シェアの推移など、多岐にわたる項目を提供しています。データは、毎月10日に前月までの直近3か月分のデータに更新。会員登録は「ウレコン」の公式サイト上からとなり、費用はかかりません。
企業は自社商品の市場におけるポジションの確認や競合との比較ができ、小売業や食品メーカー、日用品・化粧品メーカー、卸売業など多様な業種での活用が見られます。また、教育機関ではデータマーケティングの授業やワークショップでの利用が拡がっています。
True Dataはドラッグストアや食品スーパーマーケットにおける年間4.8兆円、6,000万人規模のPOS、ID-POSデータを軸に、データ活用ソリューションを提供しています。同社は、地域や規模を問わずあらゆる人にデータ活用のすそ野を広げ、ビッグデータプラットフォーマーとして貢献していくとのことです。
