楽天グループ株式会社が運営する「楽天市場」は、出店店舗向けにAI技術の基礎知識とその活用法を学べる動画講座「楽天AI大学」を、2024年4月30日より提供開始しました。新たな学習プログラムは、ECのノウハウを提供する「楽天大学」の一環として、Eラーニングプラットフォーム「RUx」上で展開されます。
「楽天市場」では、AIを活用した店舗運営支援ツール「RMS AIアシスタント β版」の提供を2024年3月に開始しました。本ツールは、商品説明文の生成、商品画像の加工、ユーザー問い合わせ対応、データ分析・解説、AIチャットボットなど、多岐にわたる機能を備えており、出店店舗の業務効率化と時間短縮を実現しています。
「楽天AI大学」では、AI機能への理解を深めるため、基礎知識の習得から「RMS AIアシスタント β版」の具体的な利用方法、事例までを動画で学べるようになっています。将来的には、ビジネスパーソンを対象としたメディア「楽天大学ラボ」を通じて、一般ユーザーにもAIに関する知識や教養を提供する予定です。
楽天は「AI-nization」をテーマにAIの活用を推進しており、「楽天市場」においても、出店店舗の運営効率化とユーザーの買い物体験の向上に努めています。今後も「楽天市場」は、AIを中心としたイノベーションの適応と最先端技術の活用を進め、出店店舗の支援とプラットフォームの品質向上に取り組んでいく方針です。
