株式会社ベアーズは、株式会社カインズと提携し、2024年4月18日から家事代行サービスを定期利用する顧客向けに、日用品の代理発注を自動で行うサービスを開始することを発表しました。
新サービスは、ベアーズ利用者の「日用品・消耗品の在庫管理や買い物の負担軽減」を目的としています。ベアーズレディが家事代行サービス時に、スマートフォンアプリの登録情報をもとに在庫をチェックし、不足している場合は代理で商品を発注。注文情報はカインズに自動送信され、利用者宅に直接届けられます。商品リストや上限金額はアプリ設定可能で、コーディネーターやサポートデスクスタッフが代行することもできます。
ベアーズは年間55万件以上のサービスを提供しており、利用者の買い物に関する悩みに応えるため、より効率的なサービスを提供することを目指してきました。2021年にリリースされた顧客向けアプリ「ベアーズ」とスタッフ向けワークアプリ「マイベアーズ」、そして「カインズオンラインショップ」とのAPI連携により、新サービスが実現しました。
ベアーズは、家事代行の領域に留まらず、暮らしサポート企業という地位の確立に向けて、フリマ出品代行や引っ越し、庭木の剪定などサービスを拡充しています。今後もアプリを活用したメニューを増やしていく意向を明かしており、多様なサービスとの提供を通じて「誰もが自分が思い描いた暮らしをおくることができる社会づくり」に貢献していく方針です。小売業との提携メニューが増えていく可能性があり、今後の展開に注目が集まっています。