買い物でいつもポイントを貯める人は約7割…S&Gが消費者のポイ活事情を調査

・69%が常にポイントを貯めている
・貯めているポイントは「スーパーのポイント」が最多
・ポイントサイト利用者は56%

市場 消費動向
買い物でいつもポイントを貯める人は約7割…S&Gが消費者のポイ活事情を調査
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株式会社S&Gは、全国の20代から50代の男女206人を対象に、ポイントの貯蓄や支払い方法、ポイントサイトの利用状況についてのインターネット調査を実施しました。調査期間は2024年2月25日から3月24日までの1ヶ月間です。

調査結果によると、69%の人が「いつもポイントを貯めている」と回答し、27%が「買い物場所によっては貯めている」と答えました。これにより、ほとんどの消費者が何らかの形でポイントを貯めていることが明らかになりました。

買い物時の主な支払い方法については、現金が43%と最も多く、クレジットカードが38%、電子マネーやモバイル決済が13%、デビットカードが3%という結果になりました。キャッシュレス決済の普及が進む中でも、現金支払いを選択する層も根強く存在することがうかがえます。

貯めているポイントは、「スーパーのポイント」が最多の73%で、7割以上が活用していることがわかりました。「Tポイント」69%、「楽天ポイント」64%、「ドラッグストア」62%と、3種類が6割以上の水準です。「ポンタポイント」は、39%、「dポイント」は36%となっています。

ポイントサイトの利用経験がある人は全体の56%に上り、キャッシュレス決済を利用している人の6割程度と同じくらいの割合でした。利用者からは、「家計簿をつけるきっかけになった」「ポイントを現金に換金できる」といった意見が寄せられており、ポイントサイトが節約や家計管理に役立つものとして活用されています。

よく使われるポイントサイトとしては、モッピーが18%、ハピタスが15%、ちょびリッチが12%と続きます。これらのサイトは、利用者にとって手軽にポイントを貯める手段となっているようです。

本調査は、消費者のポイント活用に関する意識と行動を明らかにするものであり、マーケティング戦略などにおいて有益なデータとなるのではないでしょうか。

《Commerce Innovation編集部》