株式会社unerry、株式会社SalesPlus、および株式会社電通は、テレビCM接触者の来店・購買状況を計測・分析し、メディアプランニングをサポートする新サービス「TV de Sales+（テレビ・デ・セールスプラス）」の提供を開始しました。
「TV de Sales+」は、テレビCMの効果を定量的・定性的に計測することを目的とするサービスです。消費者のメディア接触が多様化する中、テレビCMの効果測定が難しいという課題を解決するために開発されました。本サービスは、電通が提供するテレビ実視聴データを利用するマーケティング基盤「STADIA」と、unerryの行動データプラットフォーム「Beacon Bank」が推定する来店データ、小売企業の購買データを組み合わせることで、テレビCM接触者の行動を詳細に分析します。
「TV de Sales+」による分析は、テレビCM接触者の来店・購買率をフルファネルで計測することが可能です。購買データに基づき、購買に至った客層のデモグラフィックやライフスタイルを把握できます。また、来店・購買が新規かリピートか、最後のテレビCM接触からの日数など、詳細な分析が可能です。放送局別や時間帯別の来店率・購買率を算出し、メディアプランニングの最適化をサポートします。
トライアルカンパニーでの実践事例
株式会社トライアルカンパニーが放映したテレビCMに対する来店率、購買率を「TV de Sales+」で計測しました。食品と飲料のCMを放映し、来店・購買のアップリフトを計測したところ、商材による傾向の違いが表れていました。
CMに接触した曜日・時間帯別の来店率、および放送局別の来店率計測を実施。テレビCMの放映時間帯や放送局による来店寄与度が判明しました。
分析結果から、テレビCM接触者おける来店者のうち、約60%が7日以内に来店していることが明らかになりました。
unerry、SalesPlus、電通は、本サービスを通じて、企業の成長を促進し、効率的なマーケティングの実現を目指すとしています。サービスに関する問い合わせは、各社の広報部門で受け付けています。
