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2019/03/21

日本初、アート作品の海外向けECサービス解禁、世界から注目される日本のアート市場でアーティストのキャリアに可能性を

日本初、アート作品の海外向けECサービス解禁、世界から注目される日本のアート市場でアーティストのキャリアに可能性を

 2019年3月、株式会社TRiCERAにより、日本のアート・クラフト作品専門の越境ECサービスがリリースされた。日本のアーティストが自分の作品を出品し、海外のコレクターたちが購入するECサービスだ。同サービスには日本のアーティストのキャリアを世界レベルに引き上げると同時に創作に集中できる環境を整え、日本のアート業界を盛り上げていこうという願いが込められている。(https://www.tricera.net/en/art)

 日本国内では、本業の創作活動のみで生計を立てられるアーティストはほんの一握りだ。いくつか理由はあるが、その一つが日本にはアート作品を買う文化が定着していないという現状である。日本はアート作品を「見る」文化なのだ。購入者層が圧倒的に不足しているため、アーティストの収入源も非常に少ないというのが現状だ。

 これまで日本のアート界は鎖国状態だったともいえる。言語と流通の壁が主な要因だ。日本のアート作品の情報は海外にあまり出回らず、入手するとなると日本まで来なければならない。一方でこのような外部との隔たりの中、国内独自のアートが醸成され日本のアート界は世界的に見ても特異な変化を遂げてきた。その特異さ、いわばガラパゴス的な側面が今、世界のコレクターの耳目を集めている。

 たとえばアートフェア東京2018では売り上げが過去最高の29.2億円となった。その一大要因が外国人の来客数の増加で、前年比+18%に上る。また、昨年12月に開かれた現代アーティストの小松美羽氏の個展「大和力を、世界へ。」ではシンガポール、香港、台湾、中国、タイ、フランスやアメリカなどを含む約3万人の来場者が訪れ、僅か2日で作品がほぼ完売した。売上は3億を超えたという。
 
 世界にはアート作品を買う文化が定着している国が数多くある。今注目されている日本のアート作品を、世界中からオンラインによる購入を可能にすることで、

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