2012/03/01

【イベント】すでにスマホからの受注は3割、年内5割いくかも!? ~夢展望 岡隆宏氏 基調講演 - 訂正

 夢展望株式会社の代表取締役 岡隆宏氏は、ネット&モバイル通販ソリューションフェア2012 in 東京で「スマートフォン時代の顧客に選ばれる通販戦略」と題した基調講演をおこなった。

 ガールズファッション通販サイト「夢展望」を運営する同社でも、スマートフォン向け通販は急激に伸長していて、受注構成比ベースで2012年2月は28%にまで拡大しているという。若い世代ではスマートフォンはまだまだと言われているが、すでにかなり利用が進んでいるようだ。

 「夢展望」の客層は若い女性がメイン。スマートフォンとフィーチャーフォンの利用状況についてのアンケート結果が紹介され、年齢別では、18歳ではフィーチャーフォンが上回るものの、19歳でほぼ同数、20歳から上はスマートフォンが上回る。また、職業別では、会社員・主婦はスマートフォン、パート・フリーター、高校生はフィーチャーフォンが多いという傾向にあるという。

 また、スマートフォンにして通販利用の印象が変わったか、については「普通の携帯電話より便利に・楽しくなった」が74%で、「変わらない」(13%)、普通の携帯での方が便利だ・楽しい(13%)を大きく上回っている。

■スマートフォン時代の通販戦略は?

 その上で岡氏は、スマートフォン時代の通販戦略として以下の5つを挙げた。

1:顧客に選ばれる

 アパレルなのでブランディング重要。値段も同じような感じが多い中で、選んでもらうには、お客様の信頼感がベースになる。リピーター化はECでも大事。

2:ソーシャルメディア対応

 夢展望の客層に近い、同社の20代前半のギャル社員によるとSNSは、全員がmixiを使っている一方で、FacebookとTwitterはどちらも0だったとのこと。

3:ソーシャルコマース

 購入に踏み切ってもらうための、背中を押す仕掛けが必要。エンターテイメント性が重要と考えている。アプリだけでも3つ4つ開発していて、まだ成功してないが、仕掛け、チャレンジはどんどんしていく。

4:お客様の安心・信頼

 これもブランディングだが、ソーシャルで上手くやっても、会社が信頼されていないとコンバージョンしないしロイヤルカスタマーにもなってくれない。ファッションの場合なら、コーディネートの流行や、今後の流行りなど先取りの情報などで信用/信頼を集めていきたい。

5:エンタメ+コマース

 岡氏は、ECもエンタテイメントだとの考えから、ものを買ってもらうだけでなく、お客様にわくわくどきどきしてもらいたいという。きせかえアプリ「夢コレ」では、モデルまたは自分で撮った写真に、服を自由に組み合わせて着せ替えることができ、できあがったコーディネートはツイートしたり購入も出来る。DLも増加しているという。


■ヒト・モノ・カネをスマートフォンに集中投資する!

 夢展望の今後について、岡氏は、「スマートフォン」「ソーシャルメディア」「グローバル化」の3つに集中投資したいという。

 特にスマートフォンは、岡氏が販売店で聞いたという話では、1月の全売上のフィーチャーフォンとスマートフォンの比率、スマートフォンが90%を占めていたとのこと。「スマートフォン経由の売上は年内に5割超えるかも。来年には80~90%になる可能性も」と急速な立ち上がりに期待を示していた。


(編集:ライター 伊藤 雅俊)
\r\n\r\n\r\n[訂正しました] 初出時、同社のサイト名を「夢コレ」としていましたが、正しくは「夢展望」でした。お詫びして訂正いたします(2012/3/2 18:02 編集部)

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