決済

2019/12/14

国内決済サービス初!LINE Payの残高を銀行口座に直接振込可能に

国内決済サービス初!LINE Payの残高を銀行口座に直接振込可能に

 LINE Pay株式会社は9日、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」の送金機能拡充を行い、「LINE Pay」の残高を法人・個人の銀行口座へ振込できるサービスを開始したと発表した。同サービスは「LINE Pay」アプリもしくは「LINE」アプリのAndroid対応端末から利用することができ(iPhone版は近日開始予定)、残高を銀行口座に振込可能にするのは国内決済事業者としては初めての試みとなる。

相手の口座を知らなくても振り込める

 最大の特徴は、これまでの「LINE Pay」アカウントへの送金に加え、相手の口座情報が分からなくても、相手の名前と電話番号・Eメールアドレスのいずれかを知っていれば残高を口座に直接振り込めることだ。受取手は銀行口座で受け取った場合は口座を確認することで、またSMSやEメールで送り手から振込通知を受け取った場合はSMSやメールに表示されているリンクをタップすると振込内容が確認でき、振込通知受領後、別途SMSやメールで送信される認証番号を使って本人確認を行い、受け取りたい口座情報を入力することで振込金の受け取りが可能となる。尚、SMS・メールで振込通知を受け取った場合、通知を受け取ってから7日間以内に振込金額を受け取らなければ、送り手に残高が返金されてしまうので注意が必要だ。

背景にインターネットバンキングの使いづらさ

 日本のキャッシュレス決済比率は約20%と言われているが、銀行口座を使った支払いも含めれば約50%にものぼると言われている。実際、日本銀行が行った「現金以外の決済手段の利用状況」に関する調査(「生活意識に関するアンケート調査」(第74回)2018年6月)では、「クレジットカード」が1位で70.2%、次いで「金融機関口座からの自動引落」が63.4%、「金融機関窓口やATMからの振込」が42.2%となっており、銀行口座を利用した支払いがクレジットカードに次いで日常的に行われていることが見て取れる。しかしながら同じく銀行が提供している「インターネットバンキングでの振込み」を利用している人は数%に留まっており、格安の手数料であるにも関わらず使わない理由として「ATMの利用で足りる」「登録が面倒である」「窓口を利用したい」などが挙げられている。金融機関のATMや窓口の数は縮小傾向にあり、こうした利用者の新たな選択肢としてスマホ決済サービスによる銀行振込対応が検討されるようになり、その第一号として今回「LINE Pay」による導入が実現した。

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