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2019/11/24

博報堂、デジタル時代の行動デザインモデル「PIXループ™」を開発

博報堂、デジタル時代の行動デザインモデル「PIXループ™」を開発

 株式会社博報堂の専門組織・博報堂行動デザイン研究所は“情報をプールする”生活者を捉えるデジタル時代の行動デザインモデル「PIXループ™」を開発したと発表した。
 「PIXループ™」とは、「Pool(情報を引き寄せ貯めておく)」→「Ignite(気持ちに火がつく)」→「eXpand(体験をやってみて情報圏を拡げる)」といういまどき消費者の行動ループのことで、所有や購買に固執せず、「行ってみた」「やってみた」などの体験行動をループさせながら自己充足を図る行動デザインモデルのこと。
 いまどきの消費者は、所有や購買といった実際に商品を手にいれることよりも、ネット通販の「買い物かご」や写真共有アプリの「いいね」など、サイトやアプリ特性を使いこなして自身にふさわしい情報を巧みに集めることで自己充足を図っている傾向がみられ、こうした行動ループの中に企業やブランドがいかに入り込み、消費行動に結びつく施策をプロットしていけるかが、これからのマーケティングの成否を握ることから、今回の「PIXループ™」開発に至ったという。

「PIXループ™」を4つのフェーズでプランニング

 今回の「PIXループ™」モデル化に合わせて、博報堂では「PIXループ™プランニングWAY」も開発した。「PIXループ™」を基盤にして生活者を動かす行動デザインを①「情報デザイン」②「衝動デザイン」③「能動デザイン」④「Re 情報デザイン」の4つのフェーズで捉え、プランニングしていくものだ。

①「情報デザイン」

 生活者が自身の「欲求」を満たすために個々に形成している「情報引き寄せプール」にいかに入り込んでいくか、「Pool」をデザインするフェーズ。
 アプローチしたい生活者群がどのような「情報引き寄せプール」を持っているかを把握し、それがどのような「欲求」の元に形成されているものなのかを捉え、企業やブランドがどのように入り込めるのかを考えていく。

②「衝動デザイン」

 情報に対する満足にとどまらず、行動を起こさせるにはどのように気持ちを昂ぶらせればいいか、「Ignite」をデザインするフェーズ。
 「欲求」に対してどのような「トリガー」を効かせれば行動まで向かわせることができるのか、考える。

③「能動デザイン」

 発火した気持ちで起きる能動行動を企業やブランドに引き寄せる受け皿、「eXpand」をデザインするフェーズ。
 気持ちを満たす装置や回路を作るだけでは生活者と企業、ブランドとの距離は縮まらず、消費行動まで繋がっていかないため、絆を深めるために企業・ブランドが持つ「リソース」に着目、様々な制約も踏まえ、より効果的に活用すべく具体的なアイデアを創造していく。

④「Re 情報デザイン」

 ①~③を経て、生活者と企業・ブランドの体験が「Pool」されていくよう設計するフェーズ。
 生活者の「Pool」から「eXpand」を1度起こすだけでなく、2周目・3周目と回っていくように設計することで安定した顧客基盤を築いていく。

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