決済

2017/01/24

楽天、後払い決済サービスを「楽天ペイ」の標準決済として年内にも搭載予定

楽天、後払い決済サービスを「楽天ペイ」の標準決済として年内にも搭載予定

 楽天が年内にも後払い決済サービスの提供を開始する予定であることがわかった。楽天市場の出店者向け決済サービス「楽天ペイ(楽天市場決済)」において、標準搭載するとのこと。

背景に商習慣上の課題

 昨年の10月に利用が開始された「楽天ペイ」。現金やクレジットカード本体を持っていなくても、ユーザーがスマホに登録している会員情報を元に決済を済ませることができる便利な決済手段だ。2017年4月より、楽天市場出店者向けにも決済サービスが一新され、「楽天ペイ(楽天市場決済)」の提供も開始される予定だ。クレジットカード決済、キャリア決済、銀行振込、コンビニ前払い決済などが標準搭載される方針である一方、代金引換決済や後払い決済については、導入希望の店舗側が事前に代引き事業者、後払い決済事業者などと調整の上、任意で導入できる仕組みとする予定で、それらの決済手段で買い物が為された場合、楽天ペイが定める所定の手数料(2.5%~3.5%)を楽天側に支払わなければならない。

 商習慣上、代金引換決済については手数料の支払いは購入者負担となっているものの、後払い決済についてはその支払いは店舗負担となっているため、店舗は後払い決済事業者への支払いと、楽天手数料の二重の支払いが求められることとなり、うまみの少ない決済手段となってしまうこととなる。

 楽天側は「店舗から提供される決済手段が絞られることで、ユーザーが不便になるような改変はしたくない」として、年内にも楽天自身が“後払い決済事業者”として、決済サービスを提供できる体制を整える予定だ。今回の新たな取り組みによって、どこまで「楽天ペイ」導入店舗を増やすことができるのか、注目だ。

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