越境EC

2016/11/11

中国「独身の日」商戦、アリババ7分弱で1600億円

中国「独身の日」商戦、アリババ7分弱で1600億円

 中国の電子商取引会社、アリババ・グループ・ホールディングスが始めた11月11日「独身の日」セールが今年も始まった。中国では、11月11日は、1人を意味する「1」が4つ並ぶこの日を「独身の日」と呼んでいて、ネット通販各社が値引きを競い合うという大規模なセールを行う日として定着している。最大手のアリババ集団の取引額は開始してわずか7分弱で100億元(約1600億円)に達し、好調な滑り出しを見せている。

 独身の日商戦は寂しがりの独り身にネット通販の楽しみを提供しようとアリババが2009年に始めたもので、ネット通販市場の拡大に伴い、その取引規模も拡大。昨年は前年比6割増の912億元(約1兆4000億円)に達した。

 今年も11日午前0時にスタートし、中国メディアによると、アリババの取引額は52秒で10億元、6分58秒で100億元に達したと報じている。昨年は100億元に到達したのは12分28秒だったため、今年はその2倍のペースで取引されていることになる。

 売れ筋は衣料品や靴、化粧品、日用品、スマートフォン(スマホ)などで、中国メディアによると、ファーストリテイリングの「ユニクロ」や、通信機器大手、華為技術のスマホの販売が好調だという。アリババのサイト上では花王の紙おむつや資生堂の化粧品などの日本製品も人気だ。

 今年の「独身の日」は去年を超える盛り上がりを見せており、中国の消費者は少しでも安い商品を手に入れようとネット通販サイトに殺到していることが窺える。中国人の日本での爆買いブームが終わりつつある中、この「独身の日」セールの反響を受け、今後越境ECに出店する日本の企業が増えていくことは間違いないだろう。

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