決済

2016/09/08

Apple Payがついに日本上陸!変化するモバイルウォレットの世界

Apple Payがついに日本上陸!変化するモバイルウォレットの世界

 米アップルは9月7日、新型スマートフォン「iPhone7」、「iPhone7 Plus」と「Apple Watch Series2」を発表した。また、同時に10月より日本で「Apple Pay」の提供が開始されることも公表された。

「Apple Pay」とは

 「Apple Pay」とは、クレジットカードを登録することで、ネットや実店舗で簡単に決済が可能となるモバイルウォレットのひとつ。2014年10月から運用がスタートしており、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・中国などでは既に導入されている。特に今年2月に提供が開始されたばかりの中国では、「Apple Pay」サービス開始の1時間で10,000件以上の取引が為されたとも伝えられており、かねてからその可能性に注目が集まっていた。

「Suica」利用者が普及の鍵!?

 今回の「Apple Pay」の日本上陸に伴い、「iPhone7」、「iPhone7 Plus」、「Apple Watch Series2」には、日本で既に広く利用されているソニーの非接触IC技術方式「Felica」を搭載した。これにより、JR東日本の「Suica」やドコモの「iD」、JCBの「Quick Pay」などが使える全ての店舗で、「Apple Pay」を使って買い物ができることになる。

 特に、既に多くの人が利用している「Suica」については、「iPhone7」、「iPhone7 Plus」を「Suica」の上に載せて事前に「Suica」を登録しておくことで、かざすだけで電車への乗降が可能となる。また、チャージについても、スマホ上でTouch IDに指をのせるだけで手軽にできるようになり、クレジットカード番号などを繰り返し入力する必要はない。また、定期券の更新にも対応しており、券売機や窓口に行く必要もなくなった。ちなみに、「Apple Watch Series2」で「Suica」を利用するときは、「iPhone5」以降のiPhoneのWatchアプリに「Suica」を登録しておく必要がある。使用時は、サイドボタンをダブルクリックしてからリーダーにかざせば、「Suica」としての利用が可能だ。「Apple Watch Series2」さえ持っていれば、「iPhone7」や「iPhone7 Plus」がなくても「Suica」での乗降が利用できることになる。

 2016年3月時点で、「Suica」の発行枚数は約5,923万枚、月間の利用件数は13,183万件にも昇る。既に日本国内では安定した利用実績があり、人々の間に定着している。その利便性を手間をかけず高めることができる「Felica」搭載のiPhoneは、とても魅力的に映るのではないだろうか。

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