CtoC

2016/09/07

楽天、フリマアプリ「フリル」を運営するFablicを買収

楽天、フリマアプリ「フリル」を運営するFablicを買収

 楽天株式会社は、スマートフォンでCtoCの売買取引はできるフリマアプリ「フリル」を運営する株式会社Fablicの発行済み全株式を取得し、完全子会社化したことを発表した。

日本で最初に登場したフリマアプリ

 「フリル」は2012年7月に、日本で最初にサービスをスタートさせたフリマプリだ。最初は、女性ファッションに特化していたが、現在はファッションという大枠はあるものの、メンズやキッズなども幅広く取り扱いをしている。この「フリル」の特徴と言えば、なんといってもその洗練されたデザインと世界観、そして使いやすさではないだろうか。フィードがブランドごとに分かれていて、好みのブランドの商品のみに絞って簡単に閲覧することができる。また、白を基調としていて見やすく、女性好みのサイトデザインで、10代後半から20代を中心とした多くの女性たちから支持を集めている。そんな「フリル」のダウンロード数は500万件を突破し、出品数も月間100万件以上、月間流通総額でいえば2014年10月時点で5億円を超えたと発表している。メルカリにつぐ、業界2番目の大きさだ。

「ラクマ」との相互騒客を狙う

 一方、「ラクマ」は2014年11月にサービスをスタートさせて以来、幅広いユーザー層を獲得している。2016年2月頃には、かねてから運営していた「楽天オークション」の流通総額を「ラクマ」が追い越し、拡大を続けている。このような状況を鑑みてか、今年10月末には「楽天オークション」のサービスを終了することを発表しており、今後はフリマアプリ事業により注力していく予定だ。また、「ラクマ」と「フリル」の顧客の相互騒客を狙い、楽天会員IDによるログインを可能にしたり、「楽天スーパーポイント」を活用したポイントキャンペーンを実施していく予定だという。

なぜFablicだったのか。その狙いは?

 今回の完全子会社化による楽天の真の狙いは一体何だったのか。各方面でさまざまな分析がされているが、最終的には発表にもある通り、日本で初めて「フリマ」をいう市場を創出した高い企画力と開発力の知見の獲得が狙いではないだろうか。Fablicは若干4名でスタートしたとても小さな会社で、少人数だからこそ、当初からユーザーの意見をサービスに取り入れることをとても大切にしていた。ユーザーと直接会って意見を聞き、それを実際にサービスに反映することで成長を遂げてきた。「ユーザーファースト」の文化はその惹きつけるサイトデザインやUXに表れている。オールジャンルを扱う後発の「ラクマ」だからこそ、取引手数料がかからないこと以外に、他との差別化を図る高い企画力と開発力が欲しかったのではないだろうか。

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