2015/12/08

欲しい商品をスキャンしてAmazonで購入。画像検索がワンクリックで可能に

欲しい商品をスキャンしてAmazonで購入。画像検索がワンクリックで可能に

 Amazonのショッピングアプリがバージョンアップし、商品をスキャンしてAmazon内の価格を検索する機能がワンタッチで使えるようになりました。アプリを立ち上げて検索窓の右端にあるカメラのマークをタップすると、カメラが起動してスキャンを開始します。

検索窓の
検索窓の右端にカメラマークが追加された

 

 スキャン機能は以前から提供されていましたが、手順が簡素化され、これまで以上にサクッと商品検索ができるようになりました。iPhoneの「設定」からAmazonアプリの「通知」をオンにすると、通知センター(iPhoneの画面を最上部から下に引き下げた画面)から直接スキャン機能を立ち上げることもできます。

リアル店舗も街中もショールームに

 Amazonが提供している商品スキャン機能は、家電量販店やスーパーマーケットなどのリアル店舗をAmazonのショールームに変えてしまう可能性を秘めています。街中や家の中でさえAmazonのショールームの一部になりうるでしょう。Amazonの商品スキャン機能の画像認識の精度は現在、どれ程なのでしょうか。たまたま筆者の家にあった商品で試してみました。ちなみに、バーコードをスキャンして検索することもできますが、今回は画像認識のみを試します。

 まずはネット通販の定番であるペットボトルの飲料。「サントリーの烏龍茶」の2リットルボトルをスキャンしてみたところ、正確な商品がすぐにヒットしました。最安値は6本入り2箱で1832円。1本当たり152円なので、まとめ買いしても良いと思える値段です。

最安値は12本で1832円
最安値は12本で1832円

 

 次に試したのは、キッコーマンが販売している豆乳飲料シリーズの紅茶味。このシリーズは味のラインナップが30種類以上あるのですが、こちらも正確に検索結果が表示されました。さすがAmazon。

「紅茶味」を正確に検索
「紅茶味」を正確に検索

 

 3番目は、もう少しマイナーな商品を選んでみました。ハーゲンダッツが12月8日に再発売した「華もち きなこ黒みつ」。今年2月に発売したところメーカーの予想を超える売れ行きとなり、販売を休止していた商品です。再発売の当日に試してみました。

 結果は、フレーバー違いの「華もち みたらし胡桃」が表示されました。惜しい。画像認識では「華もち」のシリーズまでは認識できたものの、フレーバーの種類を読み取れなかったようです。念のためAmazon内を検索してみたところ、「きなこ黒みつ」も取り扱いがありました。

結果はフレーバー違い。惜しい
結果はフレーバー違い。惜しい

 

 ちなみに、Amazonの画像認識は書籍やDVDなどを得意としていると言われ。試しに「ONE PIECE」を検索してみたところ、これまでの商品で最速となる1秒以下で正確に検索結果を表示しました。

書籍はDVDの画像認識は得意
書籍はDVDの画像認識は得意

 

 Amazonの画像認識の精度はおそらく今後も高まっていくでしょう。商品の最安値をワンタッチで検索できるスキャン機能が進化すれば、リアル店舗であれECサイトであれ、市場のトレンドとして型番商品の販売がますます厳しくなっていくことは間違いありません。小売店が生き残るためには、独自の商品を扱ったり、サービスや接客を通じて顧客を囲い込んだりすることが一層求められそうです。

 

カテゴリーごとに学ぶ