ネットショップ開業

2015/10/13

ショップコンセプトの作り方

ショップコンセプトの作り方

  ECサイトを運営する上で最も重要なことはお店のコンセプトです。意外にもコンセプト無く、とりあえずECサイトをやろう!と思う方も多いのが現実です。私もセミナーに出演させて頂いて、セミナーに参加している方から「インターネットで売りやすい商材は何ですか?」なんて質問を受けることがあります。しかし残念ながら、売る商品を他の人に聞くなんて言語道断です。この連載でもお伝えしている通り、ネットショップはすでに無数にあるので「なぜネットショップをやるのか?」は本当に突き詰めて考えて頂きたいのです。

 「可愛い雑貨店」では駄目です。もっと具体的に、お客様がイメージが湧きやすいものにしていきましょう。そして自分の(自社の)知識が豊富にある、ノウハウがある商材でなければなりません。自社で生産をしている商品であれば、商品コンセプトがあるのでそのコンセプトにあったネットショップを作るだけですが、メーカーから仕入れをする商品構成であれば、お店のコンセプトを決める必要があります。なぜこのお店はこの商品を選んだのかを詳細に語れる必要があります。

 雑誌などの表紙や商品広告にあるキャッチコピーを決めるのに近い作業になるかと思います。これからネットショップに参入するのであれば、よりニッチで、狭いターゲットの方が成功する可能性が高いと思われます。「収納用品のセレクトショップ」よりも「整理整頓のプロが選ぶ、本当に使える収納用品のセレクトショップ」の方がすでにネットショップを見る前に商品のイメージが湧くのではないでしょうか。

 近年、「コンテンツ・マーケティング」というキーワードをよく聞きます。これはネットショップにもコンテンツ(読み物)などをユーザーに提供することで、サイトのファン化をしリピート率やコンバージョンを上げる施策のことです。すでにネットショップが日本に登場して10年以上が経過し、ただインターネットで物を買うだけではなくなりました。商品を購入されるお客様も商品購入以外の付加価値を求めています。

楽天の商品詳細ページが長くLPサイト化したり、商品写真がより綺麗に、具体的にその商品を使ったイメージが湧くような写真に変わってきているのもその流れです。

 どんな商品を取り扱って、どんなお客様が買って、買われた商品をどう使ってもらうかまで想像して選定して頂きたいと思っています。その商品が魅力的で、適正な価格であれば、きっとインターネット上に必要とされるネットショップになるのではないでしょうか。

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1979年宮城県石巻市生まれ。大学卒業後、GMOインターネットにてマーケティング、新規事業立ち上げを経験後、個人サイト「裏原.jp」にて独立。2004年~2015年まで株式会社ニューエイジを経営し、現在はファッションECコンサルタントとして活動中。
 

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