楽天市場

2015/10/05

楽天市場におけるメルマガ追客ツール「メルコレ」が話題に

楽天市場におけるメルマガ追客ツール「メルコレ」が話題に

 Eコマース支援専門の「株式会社いつも.」は2015年9月28日(月)に、7000社を超えるEC支援から導き出したマーケティングノウハウを基に開発した、購入意欲の高い訪問者の追客ツール「メルコレ」の提供を開始したと発表した。

 メルコレは、楽天市場において、店舗がクーポンの提供と引き換えに、訪問者にメルマガ登録してもらうことで、“購入意欲の高いメルマガ会員”の獲得を可能にするサービス。又、同時にクーポンを獲得した顧客の「お気に入り」にも自動登録されるので、楽天市場の「お知らせ」からのアピールが可能となり、初回で購入しなかった場合にも、その見込み客を取り逃がす事なく再アプローチができるので、売上機会の最大化にも繋がる。

 こういったサービスの提供をスタートしたのには、楽天市場側の変化と、出店店舗側の課題、双方の背景がある。楽天市場側の変化としては、ひとつは、有料であったR-mail(楽天市場のメルマガ)の商品購入者に対する無料配信が、8月末から再開されたこと。もうひとつは“読まれないメルマガ”が自動的に解除される仕組みになったことにある。これにより、今までメルマガを送ることを控えていた店舗が売上を伸ばそうとメルマガ配信を再開したり、メルマガ登録のキャンペーンを再開するなどしているものの、自動解除の仕組みがあることで、店舗側としては、ただメルマガ会員を増やせば良い、ということではなく、“メルマガを読んでくれる会員”を増やす必要に迫られ、いままで以上にメールマーケティングに力を入れなければならない状況だ。

 さらに、出店店舗側の課題としても、「広告などで来訪者を増やしても、購入に至らなかった訪問者の情報を持てないため、再訪問させる手段がない」「クーポンを配布したものの売上に繋がらず、クーポン取得者の情報を持たないため、再訪問させる手段がない」などの課題をもった店舗が多く、新規で顧客を獲得する手段はあるものの、追客ができないという状況に、今回のサービスはうまく切り込んだ形となる。

 メルコレの利用料金は、初期費用が5,000円(税別)、月額料金5,000円(税別)となっており、月額獲得件数は500件までとなっている(※500件以上の場合は超過分1件10円)。尚、「メルコレ」のリリースキャンペーンとして、10月に申し込んだショップは、10月末までの利用料金(初期費用、月額固定料、超過料金)が全て無料となる。

 出店店舗数が増え続ける楽天市場において、楽天市場そのものの環境の変化にも上手に対応しつつ、生き残るためにも、こういったサービスを上手に活用していくことも、今後必要となってくるのではないだろうか。

author清水 正樹
オンラインセレクトショップ「スタイルストア」やギフト専門サイト「COOCMO」の事業責任者。1986年千葉県生まれ。大学在学中にWEB動画マーケティング事業で起業。その後、株式会社オールアバウトに入社、メディア運営・EC事業の立ち上げなどに携わり、現在は株式会社エンファクトリー副社長。兼業で合同会社flasco代表。
清水 正樹

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