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2015/06/18

[中国で売る 36.]2015年タオバオ年度総会 明らかになった7つのポイント

2015年タオバオ年度総会が4月18日に開催されました。会議ではタオバオの未来の発展の方向性だけでなく、多面に渡る細かな点まで話し合われました。

 会議で明らかになった7つのポイント

1、タオバオワン2015年の4つの方向性
 1. 中国製 (品質向上を目指す)
 2. 農産物マーケット(生鮮品デジタルマーケット進出)
 3. 海淘、海外へのデジタル取引。中国から海外のECサイトでショッピングすること。
 4. 業種ごとの発展
  A. 売り手のジャンルの多様化
  B. ツールの多様化 
  C. 経営販売の多様化

2、タオバオの目指す3つのポイント
 1. 品質を高める
 2. 若返りを目指す(モバイルタオバオの消費者は90年以降生まれの若者が圧倒的に多い)
 3. モバイル面の強化

3、タオバオショップの新たな区分基準について
 1. 店舗の資質に基づく区分
  A. Tmallは積極的に企業を誘致し、招待制を取り入れて数量に制限を設ける。
  B. タオバオは、個人店舗と企業店舗に分ける。
 2. 経営販売の質に基づく区分
  A. 普通店舗
  B. ゴールド店舗

4、タオバオ大学はタオバオワンに所属する

5、聚划算(共同購入システム) が競売制へ切り替わるなど大きな変化

6、専門マーケットの設立
 1. 農産物マーケット
 2. 仕入れマーケット

7、商業協会のシステムの徹底した見直し(売り手と政府の協力の支援を含む)

 当日の内容を抜粋すると、下記のようになります。

▪️品質向上に関して

 検索して商品を購入する顧客を除くと、多くの顧客はさまざまなコミュニケーション媒体から、推薦された商品、より個性的なものを求めている傾向があります。この状況が売り手にどう関係するかというと、売り手に求められることは、これまでのようにひたすら「安い」ことをアピールするのでなく、より多くの個性的な商品を開発し、消費者へのPR、サービスを提供すべきだということです。
 タオバオは莫大なデータをもっていますが、それらのデータによると、かなり大量の顧客が個性的な商品に関心をもっていことがわかっています。このことから、「安さ」の追求でなく、「個性的」「上質」の商品が我々としても推薦しやすい商品であるといえます。

▪️タオバオの新たな区分
 タオバオの店舗は、主に個人店舗と企業店舗の2種類に分かれます。しかし、あなたが現在個人店舗だとしても、新たに認証を提出するだけで企業店舗にアップグレードできます。また、今後の企業店舗は、普通店舗とゴールド店舗の2種類に分かれていきます。
 伝統的なスターランクシステムはそのままですが、タオバオが公平公正で透明なマーケットとなることを希望しています。これからは非常に厳格な処罰方式を実施して、商品や店舗格付けのダウンや店舗の閉鎖も実施します。

▪️輸入に向けた方向

 今年、輸入をさらに強化したいと思います。タオバオは現在中国最大の輸入マーケットですが、現在の品数、ブランド数共に十分ではありません。販売店も税や商品の直送などの面で多くの要求があり、このプラットフォームが更に良いプラットフォームへ発展していくことを願っています。別のプラットフォーム上で販売される多くの商品は種類が比較的固定されているのに比べ、タオバオではすでに多種多様な商品を扱っており、基本的に世界中の商品をタオバオで見つけられます。今後は、多くの業務提携を通してより多くの商品を販売できるように広げていきます。また、これはタオバオの一つのアドバンテージになっていきます。

 タオバオは売り手のプラットフォームであり、さらに多くの売り手がプラットフォームに魅力を感じて出店することを希望しています。これはタオバオの運営理念で、これからはさらに運営が公平であることを強調し、さらなる効率を追求していきます。こうしたことによって、さらなる個性的な商品、個性的なサービスを店舗の方々に投入してもらうことを希望するとともに、期待しています。

記事提供 : チャイナ・ドリーム・サポート 代表取締役 橋谷亮
せっかくの商品を日本だけで売るのはもったいない。13億人の巨大市場「中国EC」で10年超のスタッフが経験を重ねた成果の出る販売方法を採用。アリババやタオバオへの出店・運営代行、中国出店コンサルティングをサポートします

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